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新卒入社2年目に初めてITストラテジスト試験を受け、その時は午後2の論文で落ちました。そして、5年目となった今年再挑戦した結果、奇跡的に合格することができました。今回の記事では自分の備忘録も兼ねてどんな勉強をしたのかについて紹介したいと思います。また、今後ITストラテジスト試験にチャレンジする人に少しでも参考になればとても嬉しく思います。
参考:ITストラテジスト難易度と試験

使用参考書

オススメしたい参考書は以下の5冊です。

・情報処理教科書 ITストラテジスト 2015年版

この本の良いところは何よりも過去問が多く載っていて、なおかつ解説がとても分かりやすいところです。

・ITストラテジスト 合格論文事例集 第4版 (論文事例集シリーズ)

この本のおかげで午後2の論文を突破できたと言っても過言ではないほどお世話になった本です。ただ、本が大きくて重たいので、私はカッターナイフでバラバラにして読みたい所だけいつも持ち歩くようにしていました。

・ITストラテジスト午後2 最速の論文対策 第2版 (TACの情報処理技術者試験対策シリーズ)

これも必読書です。読みやすい論文とはどういうものなのか簡潔に説明してくれています。

・この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本

堅そうなタイトルの本ですが、内容はとても読みやすくて分かりやすいです。単なる用語の説明ではなく、用語同士の関連についても説明されているので、今まで用語だけをえていた人であれば点と点が線になる気分が味わえます。

・なれる!SE (3) 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)

システム開発の提案活動をライトノベルで描いている貴重な本です。提案活動を経験したことのない人はまずこの本を読んで雰囲気を掴んでみてはいかがでしょうか。

勉強方法

私の今回の勉強方法について簡単にまとめると以下のようになります。

・午前問題と午後1問題
試験の3ヶ月前頃から情報処理教科書 ITストラテジスト 2015年版を使ってひたすら過去問を解きました。この一冊をやりこめば十分合格ラインに達すると思います。私は二回目の受験と下地があったので、初めて受ける人であればもう少し早めに勉強をし始めないと間に合わないかもしれません。

・午後2問題
この試験の最難関なのがこの午後2問題。午前問題と午後1問題の対策は早めに終わらせておいて、できるだけ早く午後2問題の対策に取り掛かることをオススメします。
私の午後2の勉強方法で一番良かったと思っているのは、通勤電車の中で上記参考書4の合格論文にひたすら目を通したことです。初めて受験した時は合格論文がどんなものなのか分かっていない状態で何となくで論文を書いていました。今回はその点を反省して、合格論文のフレームワークを頭の中に叩き込んでおいたことが功を制したのだと考えています。当然、読むだけでは不十分ですので答えも何も見ないで論文を書いてみることも必須です。(私は実際に手を動かし始めたのは試験2週間前で、試験当日にもっと早くやっておけばよかったと後悔しました。。。)

午後2論文作成のコツ

論文作成時に特に注意していたことは以下の4つです。

・章立てをすること
採点者が読みやすいように章立ては必須です。章立ての方法は上記のITストラテジスト午後2 最速の論文対策 第2版 (TACの情報処理技術者試験対策シリーズ)に詳しく書かれているので参考にして下さい。

・自分の役割を明確にすること
これは設問アで書くことになると思いますが、自分がどういう会社のどういう立場の人なのか、そしてどんな会社の改革を行ったのか、前提条件はできるだけ具体的に書く必要があります。例えば、「私は大手複合機メーカーA社の経営企画室に所属するITストラテジストである。昨今、複合機メーカー間での競争が激しく、製品販売で利益を上げることが難しくなってきている。この業界の特性は…」という風に、採点者に対して自己紹介するつもりで書くことがポイントになると思います。

・経営戦略(事業戦略)を明確にすること
これは設問アもしくは設問イで書くことが多いと思います。そもそもITストラテジストは企業の戦略に沿ったIT施策を立案する人なのですから、戦略を書かなければ何も始まりません。戦略は鍵かっこを使ってハッキリと明言することをオススメします。戦略は論文の骨子となりますので、以降の文章もグッと書きやすくなると思います。

・改善点を書くこと
これは設問ウで書くことになると思います。経営陣に対してIT施策を提案して、なにも言われずにアッサリと承認がおりるということはまずないと思います。提案時に受けた指摘と、その指摘に対する対応については用意しておいたほうが良いと思います。

最後に

ITストラテジスト試験は情報処理試験の中で最も難しい試験だと聞くこともありますが、論文作成のコツさえ掴めば誰でも受かることができる試験だと思っています。また、この試験勉強を通じて得られる知識は、企業にシステムを導入または提案する立場にある人にとっては必ず助けとなるものです。興味のある人はウワサなどに尻込みせずチャレンジしてみてはどうでしょうか。


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