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MIRAIレンタカー

最近、仕事の影響か歳の影響か車に対する興味がフツフツと湧いてきております。また、タイムズのカーシェアのおかげでペーパードライバーを卒業できた点も大きいのかなと感じています。さて、本題のMIRAIについてです。2014年12月に一般発売され世界初の水素で動く量産車として話題となったトヨタのMIRAI。税込価格723万円にも関わらず納車は3年待ちという人気ぶりです。新しいもの好きの私ですが、最先端の水素自動車を運転できる日はまだまだ先だなぁと諦めていましたその時!なんと、京都市が期間限定でタイムズカーレンタルと共同で京都市が保有している3台のMIRAIを使用したカーシェアリング事業に取り組み始めるというニュースがLINEから流れてきました。私はすぐに飛びついて、そのニュースが配信された5分後にはネット予約を済ませていました。今回の記事ではMIRAIの借り方や乗り心地について紹介したいと思います。

予約方法

タイムズカーレンタルが京都市から事業を請け負い、「タイムズカーレンタル京都新幹線口店」で借りることができます。予約方法は電話もしくはネット予約となります。注意点は、ネット予約の場合は即時予約とはならず回答待ちになる点と京都の水素ステーションが休日の日曜日と祝日は借りることができないという点です(返却は可)。電話番号やネット予約等の詳細はタイムズカーレンタルのHPをご参照ください。

料金

でも700万越えの車なんて借りるだけでもお高いんでしょ?と感じる人もいるかもしれませんが、かなり良心的な価格設定だと思います。恐らく、京都市は儲けることよりも環境に配慮した都市という点をアピールしたいという気持ちの方が強いのでしょう。
■料金(別途水素代金として距離料金15円/kmかかります)
・6時間:9,000円
・12時間:11,000円
・24時間:13,000円

乗り心地

人生初の水素自動車に乗り込みます。本当にこれが水素で走るのか。驚きとワクワクでいっぱいです。
MIRAIレンタカー

まず驚いたのは静寂性について。エンジンをかけても周りの人はいつエンジンをかけたのか気づくことができないほど静かです。もちろん走っているときもエンジン音はなく、快適に車内で会話や音楽を楽しむことができます。カタログではUSBはオプションと記載されていますが、レンタカーにはちゃんと付いていますのでiPodを繋げることが可能です。
MIRAIレンタカー

MIRAIにはパワーモードとエコモードが用意されています。このパワーモードがまたすごい。アクセルを踏み込めば一瞬で60km/hを出すことができます。
MIRAIレンタカー

前方車に追随するレーダークルーズコントロールも付いていました。私は初めて使用したのですがすごいですねこれ。前の車がスピードを落とせば合わせて落とし、スピードを上げれば合わせて上げる。ハンドルさえ握っていればいいというのはとても楽ですね。本当に止まるのかビクビクしながら使いましたが、本当に止まった時は感動ものでした。高速道路で特に効力を発揮しますね。もちろん、安全のためいつでもブレーキをかけられる体勢は取っておく必要はあります。それでも、やはり自動運転に慣れると任せっきりにしてしまうという気持ちが分かりました。
MIRAIレンタカー

給水素方法

MIRAIは水素で走っており、当然水素量も無限ではないためどこかで給水素する必要があります。水素満タンで走行距離はどれぐらいかとタイムズの人に尋ねたところ、カタログ値は約500kmだそうですが実測は約350kmだと教えてくれました。さてここで皆さん、水素ステーションをご存知ですか?私は知りませんでした。意外なことに思った以上の数がありました。関西だけでも14箇所。最も多い都道府県はやはり愛知県の16箇所でした。詳細な場所は。トヨタのHPに記載されています

今回私が利用したのは大阪城東区森之宮にあるエネルギー事業を営む岩谷産業が運営している水素ステーションです。
水素ステーション森之宮

最初は無人なのかなと思いましたが車をスタンドの前に停車させると営業所から男性が駆けつけてきました。水素は高圧ガスで危険物扱いとなり資格を持っていない人は触ってはいけないそうです。セルフの水素ステーションの道のりは険しそうですね。
水素ステーション森之宮

水素の料金の単位はkg単位でした。岩谷産業は水素1kg1,100円という価格設定です。大体100kmほど走って1,700円でした。また、給水素にかかる時間はガソリンとほぼ同じ。電気自動車のように充電に時間がかかるというデメリットがないという点が水素のメリットです。
MIRAI給水素

スタンドの人に色々と質問をすると快く答えてくれました。なんでも、MIRAIの配車数はまだまだ少なく大阪府は現在35台だそうです。そのため、水素ステーションの利用者も少なく1日1台あるかないかという頻度だそうです。その一方で、水素ステーションの建設費は約7.5億円。水素の価格も普及のために本来の価格より下げてガソリン価格に合わせているというため、水素事業での完全黒字化の道のりはかなり遠そうに感じました。

MIRAIの返却時は別途距離料金を支払いますので水素満タンにする必要はありません。もし、給水素した場合は必ずレシートを受け取り、そのレシートを返却時に渡すと現金で払い戻してくれます。

おわりに

不満は全くありません!と言いたいところですが一つだけ大きな不満があります。それは、MIRAIの四方にデカデカと「KYOTO CITY FCV」とプリントされている所です。京都市の気持ちは分かりますが、そこはせめて一箇所してほしかった。市内を走っている間、結構周りからジロジロ見られるのですが、これは果たしてMIRAIだから見ているのかKYOTOとデカデカと書かれていて珍しいから見ているのか、恐らく後者が多いでしょう。「京都の職員の人かな」とか思われているんじゃないかとか考えると少し恥ずかしくて歩行者とはなるべく目を合わせないでおこうという気になってしまいます。まぁ、途中からは開き直って「俺MIRAI運転してんだぜ、すげーだろ。」と自分に言い聞かせて運転していましたが、慣れない人は少し辛いかもしれません。
何はともあれ、外見はともかく、中身はあの水素自動車のMIRAIです。現時点では日本中探してもMIRAIをレンタカーできるのはここ京都だけ。しかも期間限定。MIRAIをそして未来をいち早く体感したい人は是非利用することをオススメします。


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