新しいナリッジをお届けしたい

marosf
Kindleで読書をしている人にオススメのアプリ!

システムアーキテクト試験
今年はシステムアーキテクト試験を受験し、昨年ITストラテジスト試験で論文にも慣れてきたためか奇跡的に一発合格することができました。今回の記事では自分の備忘録も兼ねてどんな勉強をしたのかについて紹介したいと思います。また、今後システムアーキテクト試験にチャレンジする人に少しでも参考になればとても嬉しく思います。

使用参考書

オススメしたい参考書は以下の3冊です。値段が高いと感じる人はAmazonマーケットプレイスやブックオフで古い版を買っても大差ないと思います(私がそうでした)。

・平成28年度 システムアーキテクト合格教本 (情報処理技術者試験)

まずは王道の参考書ですね。午前2と午後1はこの分厚い参考書でカバーします。今までは情報処理技術者試験の参考書として翔泳社のものを使っていたのですが、今回はマーケットプレイスで格安だった新しい参考書にも興味がわいたのでこちらを選択しました。CD-ROMも付いていましたがWindowしか対応していなかったため私は使用することができませんでした。個人的には翔泳社の方をオススメします。分かりやすさで言えばどちらの参考書も同等なのですが、翔泳社の方は過去問が大量に付いてくる点で一歩リードしている印象です。

・システムアーキテクト 合格論文事例集 第4版 (論文事例集シリーズ)

ITストラテジスト試験のときと同じように、この本のおかげで午後2の論文を突破できたと言っても過言ではないほどお世話になった本です。今回も重さ対策のためカッターナイフでバラバラにして読みたい所だけいつも持ち歩くようにしていました。

・ITストラテジスト午後2 最速の論文対策 第2版 (TACの情報処理技術者試験対策シリーズ)

ITストラテジスト試験用のものなのですが、論文試験を初めて受ける方は必ず読んでおいてください。論文の構成のたて方、章立てのやり方、問題文の読み方は論文試験全てに共通することが書かれています。

勉強方法

私の今回の勉強方法について簡単にまとめると以下のようになります。

・午前問題と午後1問題
試験の3ヶ月前頃から上記の「システムアーキテクト合格教本」を使ってひたすら問題を解きました。ただ問題数を消化するのではなく、間違った問題はノートに残していき、後日に繰り返しノートを復習するようにしていました。この一冊をやりこめば十分合格ラインに達すると思います。

・午後2問題
やはり今回も最も頭を悩ませるのがこの論文問題です。約3,000字(原稿用紙約8枚分)の論文を2時間以内に書き上げなければなりません。午前問題と午後1問題の対策は早めに終わらせておいて、できるだけ早く午後2問題の対策に取り掛かることをオススメします。
私の午後2の勉強方法で一番良かったと思っているのは、ITストラテジスト試験と同様、通勤電車の中で上記「合格論文事例集」の合格論文にひたすら目を通したことです。初めて論文試験を受験する方は先に上記「最速の論文対策」を先に読んでおいてください。合格論文の読み方ですが、まず初めて読む一番最初は自分はどの分野の論文が書けるか(得意か)という視点で読むようにしました。要件定義フェーズなのか設計フェーズなのかテストフェーズなのか等の分野です。私は、要件定義フェーズとテストフェーズならうまく書けそうだと感じ、二周目以降はその分野の論文を重点的に読むようにしました。ここで分野を一つだけに絞ってしまうと試験で出ない可能性もあるため得意分野は少なくとも二つ以上準備しておいた方が安心です(もちろんどの分野も書けるぜ!という人や時間のある人は絞る必要はございません)。何度も繰り返し読んでいくことで自分ならこう書くかなというイメージが頭に浮かんできて、その内容をノートに書き残していくという方法を取りました。また当然、ノートだけでは不十分ですので時間を測りながら実際の論文用紙に書いていくことも必須です。私はいつもこのサイトの論文用紙を印刷して使わせてもらっています。

午後2論文作成のコツ

論文作成時に特に注意していたことは以下の4つです。

・章立てをすること
採点者が読みやすいように章立ては必須です。章立ての方法は上記の「最速の論文対策」に詳しく書かれているので参考にして下さい。

・論文対象とする会社と業務を明確にしておくこと
これは設問アで書くことになると思いますが、この部分だけは事前準備が可能です。自分がどういう会社のどういう業務のシステム開発を担当したのかをなるべく汎用的に利用できるような内容で前もって準備していきました。「どのようなシステムなのか」については設問イと設問ウで書く内容に合わせて臨機応変に対応しました。そのため、私は論文を書く際は設問イとウを先に書いてから最後に設問アを書くようにしていました。

・専門用語を事前に準備しておくこと
これは設問イやウで書くことになると思いますが、システムアーキテクトとして専門用語の理解があることをアピールすることが重要です。自分の書こうと思っている得意分野の専門用語は事前に準備し試験当日に使えるように覚えていきました。例えば、要件定義の分野であれば、「業務フロー図」や「関与者利害関連表」や「FP法(ファンクションポイント法)」等があります。これらの言葉の意味と使い方をちゃんと理解していれば当日の論文に合わせて使えるようにしました。

・残課題と今後の対応策まで考えること
これは主に設問ウで書くことになると思います。システムの導入時にトラブルが一切ないということはほとんどないと思います。もちろんシステムアーキテクトとして成功した点や工夫した点をアピールすることも大事なのですが、「ここはうまくいったが、こんな課題が残って今後このように対応することにした。」という所まで書けるようになって初めて事前準備と言えると思います。自分が書こうと思っている分野でよく起こる課題とその対応策について事前に整理し準備していきました。

最後に

最初は私も論文試験にとても苦手意識を持っており、受験することすら避けていました。特に私は字がかなり汚いということもあり、論文を書いても読めないから受かるわけがないと思っていました。そんな私でも合格できましたので一番大事なことは、当たり前ですが「中身」です。そしてその「中身」はパターンがあり事前準備することができます。また、その事前準備で学んだことは実業務にも活かすことができ、合格もできれば一石二鳥です。ぜひ尻込みせずチャレンジして頂ければと思います。


コメント